中小製造業の省力化事例。作業の名前から、事例と装置のイメージ、補助金の当てはまりまでを探すイメージ
まずは、自社の作業に近い事例を探すところから。

「人が足りないので省力化したいが、どんな装置にすればよいのか分からない」「事例を探しても、国の資料や補助金のサイトに情報が散らばっていて、自社の作業に近いものが見つからない」。中小の製造業で省力化を考え始めたとき、多くの方がこの段階で止まってしまいます。

本記事では、中小製造業の省力化について、必要な理由と5つの方法を整理したうえで、作業の名前から事例を探せる「事例ハブ」をご用意しました。あわせて、装置を考える、見積もりを頼む、補助金を確かめる、判断する、という進め方と、投資の回収の目安も解説します。

この記事でわかること

  • 中小製造業で省力化が必要な理由と、省力化の5つの方法
  • 作業の名前から探せる省力化の事例(18の作業)と、補助金の当てはまり
  • 装置の検討から見積もり・補助金・判断までの進め方と、回収年数の計算(計算ツールつき)

中小製造業で省力化が必要な3つの理由

理由1:人が集まりにくく、今いる人に負担が寄っている

働く世代が減るなか、中小の製造業では、募集をかけても人が集まりにくくなっています。足りない分は、今いる人の残業や掛け持ちで補われがちで、負担が重なると、さらに人が辞めるという悪い流れが生まれます。人を増やすのが難しい以上、今いる人で回せるように、作業そのものを軽くすることが欠かせません。

理由2:賃金を上げながら、利益を確保する必要がある

人を確保するために賃金を上げる動きが広がるなか、同じやり方のままでは、利益が圧迫されます。1人がこなせる仕事の量を増やす省力化は、賃金を上げながら会社を続けていくための手段でもあります。国も、中小企業の省力化への投資を、中小企業省力化投資補助金などで後押ししています。ただし、対象になる会社や設備、補助率には要件があり、審査を経て交付が決まります。

理由3:ベテランの技を、仕組みに置き換える必要がある

長年の経験で回っている工程は、その人が辞めると止まってしまいます。熟練の手作業を装置や治具に置き換えたり、経験を数字の基準にしたりすることは、技術を引き継ぐことにもつながります。

この章のまとめ

  • 人が集まりにくく、今いる人に負担が寄っている
  • 賃金を上げながら利益を確保するために、1人がこなせる量を増やす
  • ベテランの技を、装置や数字の基準に置き換える

省力化と省人化の違い|まず「負担を減らす」から

省力化は、作業の時間や体の負担を減らすことです。省人化は、その結果として、必要な人数を減らすことです。中小の製造業では、いきなり人を減らすことを目標にするより、まず省力化で作業を軽くし、その結果として人数が減るという順番のほうが、現場の納得も得やすく、失敗も少なくなります。考え方の詳しい説明は「省人化ではなく省力化を。製造現場の負担を軽くする第一歩とは」で、組み立てラインでの具体的な進め方は「組み立てラインの省人化の進め方」で紹介しています。

この章のまとめ

  • 省力化は負担を減らすこと、省人化は人数を減らすこと
  • 省力化で作業を軽くした結果として、人数が減る順番がよい
  • いきなり人を減らす目標は、現場の反発や失敗を招きやすい

中小製造業の省力化の5つの方法

省力化というとロボットを思い浮かべがちですが、方法はほかにもあります。お金のかからないものから順に、5つに分けて整理します。

中小製造業の省力化の5つの方法。紙と転記をなくすデジタル化、置き方と治具の工夫、運ぶ・持ち上げるの補助、検査と測定の自動化、ロボットと自動機
お金のかからない方法から順に検討する

方法1:紙と転記をなくす(デジタル化)

手書きの日報や伝票の転記、見積もりの計算など、事務の作業も省力化の大きな対象です。表計算や簡単なシステムで、同じ数字を何度も書き写す作業をなくします。

方法2:置き方と治具を工夫する

部品を手の届く位置に置く、取り出しやすい向きに並べる、位置を決める治具をつくる、といった工夫です。費用は小さいのに、歩く・探す・持ち替える時間が減り、効果が出やすい方法です。

方法3:運ぶ・持ち上げるを補助する

台車やコンベヤ、無人搬送車で運ぶ作業を減らし、重さを打ち消す補助装置で持ち上げる負担を軽くします。体への負担が大きい作業ほど、効果を実感しやすくなります。

方法4:検査と測定を自動にする

目で見る検査をカメラと画像処理に、手で測る寸法を自動の測定機に置き換えます。人による見落としのばらつきも減らせます。

方法5:ロボットや自動機を入れる

くり返しの多い作業や、重い・危ない作業をロボットや専用の自動機に任せます。効果は大きい反面、費用も大きくなるため、ほかの方法で減らしたうえで、効果の大きい作業に絞って入れるのが基本です。

この章のまとめ

  • 省力化の方法は、デジタル化・置き方と治具・運ぶ補助・検査の自動化・ロボットの5つ
  • 置き方や治具の工夫は、費用が小さく効果が出やすい
  • ロボットや自動機は、効果の大きい作業に絞って入れる

作業から探す|中小製造業の省力化の事例

省力化を考えるときは、まず「この作業を、どんな装置や仕組みにできるか」のイメージをつかむことが大切です。ここでは、製造業でよくある18の作業について、よく使われる装置や仕組み、国・公的機関・業界団体が公開している事例、補助金のカタログに当てはまる製品の分類をまとめました。作業の名前を入れるか、ボタンを押すと絞り込めます。

機械への材料の出し入れ

工作機械や成形機への投入と取り出し

工作機械や成形機に材料をセットし、加工が終わったら取り出す作業です。ロボットや自動ワーク交換装置にすると、人が機械の前に張り付かずに済み、1人で複数の機械を見たり、夜間に無人で動かしたりしやすくなります。

工程間の搬送

台車やフォークリフトでの運搬

台車を押す、フォークリフトで運ぶといった工程の間の運搬を、無人搬送車やコンベヤに置き換えます。運搬は付加価値を生まないのに、歩く時間が積み重なりやすい作業です。通路や段差の条件で、選べる装置が変わります。

重い物の持ち上げ・反転

腰に負担のかかる作業を軽くする

重い部品や製品を持ち上げる、裏返すといった作業を、重さを打ち消す補助装置(バランサ)や反転機で軽くします。人の作業は残りますが、体の負担とケガの危険が減り、慣れていない人でもこなせるようになります。

箱詰め・包装

並べて詰める、箱を組む・閉じる

製品を並べて箱に詰める、箱を組み立てる・閉じるといった作業です。箱を組む・閉じる装置から始め、詰める作業をロボットにする例もあります。品種や箱の種類が多いほど、装置の切り替えが複雑になり、費用が上がります。

パレットへの積み付け

箱や袋を段積みする出荷作業

箱や袋をパレットに積み上げる作業は、重く、同じ動きのくり返しが多いため、ロボットの効果が出やすい作業です。積み方の種類が多い場合は、切り替えのしやすさも確かめます。

組立・ねじ締め・圧入

組み付ける、締める、押し込む

ねじ締めの機械、押し込むための簡単なプレス、位置を決める治具などで半自動にする例が多くあります。柔らかい部品や品種の多い組み付けは、人に残すほうが現実的な場合もあります。

外観検査・測定

目で見る検査、手で測る寸法

目で見る検査をカメラと画像処理に、手で測る寸法を自動の測定機に置き換えます。装置を選ぶ前に、何を不良とするかの基準と、良品・不良品の見本をそろえておくことが大切です。

溶接

アーク・スポット・TIG・レーザー

溶接ロボットや協働ロボット、レーザー溶接機などで自動化します。少量多品種の場合は、溶接そのものの時間だけでなく、段取りやプログラムづくりの手間も含めて効果を考えます。

バリ取り・研磨

削り残しの除去と仕上げ

重い物を持ちながらのバリ取りや、粉じんの中での研磨は、専用の装置やロボットにする効果が大きい作業です。細かな仕上げなど、人の手に残る工程を見極めることも大切です。

塗装

吹き付け、コーティング

吹き付け塗装などをロボットにすると、塗りむらが減って品質が安定し、溶剤のある環境から人を離せます。塗る物の形や色替えの頻度で、装置の選び方が変わります。

板金・プレス(曲げ・抜き・切断)

曲げ、プレス、材料の出し入れ

裁断・縫製(布・革・畳)

型紙どおりに切る、縫う

布や革を型紙どおりに切る、縫い合わせるといった作業を、自動の裁断機や、型紙をデータで扱うCAD、縫う作業のロボットで減らします。型紙をデータにすると、保管や変更の手間も減ります。裁断で空いた人を縫製に回して、増産につなげた例もあります。

食品の加工・充填

下処理、切る、詰める、計る

魚のうろこ取りや切り身、材料を計って混ぜる、袋や容器に詰めるといった食品の加工の作業を、専用の加工機や充填機に置き換えます。衛生の決まりや、洗いやすさも装置選びの大事な条件です。熟練者しかできなかった作業を機械に任せ、教育の時間を生み出した例もあります。

洗浄

加工後の部品や金型を洗う

加工後の部品の油や切りくずを落とす、金型や部品を洗うといった作業を、洗浄装置にまとめます。洗う時間の短縮だけでなく、仕上がりがそろう効果もあります。

在庫・倉庫・ピッキング・ラベル

探す、取り出す、表示する

物を探す、取り出す、数える、ラベルを貼るといった作業を、自動倉庫や、取り出す場所をランプで知らせる仕組み、自動のラベル貼り機などで減らします。どこに何があるかを記録するだけでも、探す時間は減ります。

段取り替え

品種の切り替え、金型や工具の交換

金型や工具の交換、設定の変更など、品種を切り替えるための作業です。自動交換の装置のほか、工具の長さを機械の外で測っておく、治具を共通にするといった工夫でも短くできます。

記録・帳票・見積もり(事務)

日報、伝票、見積もり、生産管理

手書きの伝票や日報の転記、見積もりの計算、生産の計画づくりなどを、システムや自動化の道具で減らします。現場の作業だけでなく、事務の作業も省力化の大きな対象です。

稼働の見える化・夜間の無人運転

設備の状態を知る、人のいない時間に動かす

設備が動いているか、止まっているかを自動で記録し、離れた場所からも確かめられるようにします。止まっている時間や理由が分かると、どこを省力化すべきかも見えてきます。夜間の無人運転にもつながります。

事例は、国・公的機関・自治体の研究会・業界団体が公開しているものです(群馬県の研究会の事例集は、国の機関であるIPAのサイトに掲載されています)。補助金の製品カテゴリは、中小企業省力化投資補助金のカタログ注文型の製品カテゴリの資料(2026年10月8日更新)で確かめたもので、カテゴリや登録された製品は変わることがあります。申請の前に、必ず最新の公式の情報を確かめてください。

この章のまとめ

  • まず、自社の作業に近い事例で、装置や仕組みのイメージをつかむ
  • 事例は国・公的機関・業界団体の公開情報から探せる
  • 補助金のカタログに当てはまる製品の分類があるかも、早めに確かめる

中小製造業の省力化の進め方5ステップ

省力化は、次の5つのステップで進めるのが一般的です。事例でイメージをつかみ、見積もりと補助金を見比べて、最後は金額と効果のバランスで決めます。

中小製造業の省力化の進め方5ステップ。時間を測る、装置を考える、見積もりを取る、補助金を確かめる、金額と効果を比べて決める
装置を考える → 見積もり → 補助金 → 判断の順に進める

STEP1:作業を書き出し、時間を測る

どの作業に、誰が、1日に何時間かけているかを書き出します。体に負担がかかる作業や、ミスが起きやすい作業にも印を付けます。時間を測ると、省力化で効果が出る作業がはっきりします。

STEP2:装置や仕組みのイメージを決める

前の章の事例を参考に、「この作業を、こんな装置や仕組みに変えたい」というイメージをつくります。全部を機械にする必要はなく、人に残す部分を決めることも大切です。

STEP3:商社や施工業者に見積もりを頼む

付き合いのある商社や設備の施工業者に、イメージを伝えて見積もりを頼みます。物の大きさや重さ、数、品種、今の人数と時間を伝えると、見積もりの精度が上がります。可能なら、2社以上から取って比べます。

STEP4:補助金がどこまで使えるかを確かめる

見積もりを見ながら、補助金の当てはまりを確かめます。中小企業省力化投資補助金の申請の型は、大きく2つです。カタログに載った製品から選ぶ型と、自社に合わせた設備を個別に申請する型です。カタログ注文型は販売事業者と一緒に申請し、一般型は自社で事業計画をつくって審査を受けます。どちらに当てはまるか、対象になる費用はどこまでかを、公式の情報や支援機関で確かめます。交付が決まる前に発注や契約をすると、対象にならないので注意します(詳しくは「中小企業省力化投資補助金、自社の工場は何が対象になる?」)。

STEP5:金額と効果のバランスで決める

装置の中身、金額、補助金、減る時間を並べて、投資に踏み切るかを決めます。補助金が使えるから買うのではなく、補助金がなくても元が取れるかを先に確かめると、判断を誤りにくくなります。回収の目安は、次の章の計算ツールで試せます。

この章のまとめ

  • 作業と時間を測り、事例で装置や仕組みのイメージを決める
  • 見積もりを取り、補助金がどこまで使えるかを確かめる
  • 補助金がなくても元が取れるかを先に確かめ、金額と効果で決める

省力化の費用と効果|補助金を使った場合の回収の目安

省力化の効果は、減る作業時間を金額にして考えます。数字は説明のための例です。

減る時間を、金額にする

ここで計算するのは、会社が自分で投資を判断するための簡易な目安です。ある作業の省力化で、3人の作業がそれぞれ1日2時間減り、年に240日働くとします。1時間あたりの人件費を2,500円、装置の保守などの運用費を年20万円とします。

年間に減る時間 = 2時間 × 3人 × 240日 = 1,440時間
人件費の減少 = 1,440時間 × 2,500円 = 360万円
年間の効果 = 360万円 − 運用費20万円 = 340万円

補助金なしと、ありで回収年数を比べる

装置の投資額(設計・据え付け・調整・教育を含む)が800万円で、補助率が2分の1の補助金が使えた場合を比べます。補助率は制度や型、会社の規模で違い、たとえば中小企業省力化投資補助金では、カタログ注文型は2分の1以下、一般型は中小企業で2分の1(小規模企業者などは3分の2)です。公募の回ごとに変わることがあるため、申請するときの公募要領で確かめます。

補助金なし:800万円 ÷ 340万円 = 約2.4年
補助金あり:(800万円 − 400万円)÷ 340万円 = 約1.2年

省力化の回収年数の計算例のイメージ。3人が1日2時間ずつ減り年240日で1,440時間、人件費2,500円で360万円、運用費を引いて年340万円の効果。投資800万円で補助金なしは約2.4年、補助率2分の1なら約1.2年で回収
回収年数の計算例(数値は説明のための例です)

補助金があると回収は早くなりますが、採択されるとは限りません。中小企業省力化投資補助金は、交付が決まってから設備を買って支払い、実績を報告したあとに補助額が確定して支払われる後払い(精算払い)です。受け取る額が、交付が決まった額の全額になるとも限りません。そのため、設備の代金は自己資金や融資で先に用意しておく必要があります。また、減った時間で人がほかの仕事に移るだけなら、人件費は減りません。その場合は、残業や外注、採用が減る、増産できる、といった別の効果で考えます。国の事例集を見ても、省力化で空いた時間を、試作や品質管理、若手の育成、営業や新しい商品の開発に回した例が多くあります。省力化のあと、人に何をしてもらうかまで決めておくと、効果は大きくなります。

なお、補助金を申請するときに求められる「投資回収期間」は、公募要領の決まった式で計算します(補助金を差し引かず、減る工数と、増える付加価値で計算するなど)。ここでの自社の判断のための計算とは、分けて考えてください。

自分の条件で試す|省力化の回収年数の計算ツール

初期値は、上の例の条件です。補助率を0%にすると、補助金なしの場合と同じになります。

省力化の効果と、補助金を使った場合の回収年数

年間の効果は「1日に減らせる時間 × 人数 × 年間の稼働日数 × 1時間あたりの人件費 − 年間の運用費」、回収年数は「実際の負担額 ÷ 年間の効果」で概算します。補助率は、制度や型、会社の規模によって違います。補助金は採択されるとは限らず、中小企業省力化投資補助金は設備を買って支払ったあとに受け取る後払い(精算払い)です。いったんは全額を用意する必要があり、受け取る額が交付決定の額の全額になるとも限りません。補助金の申請で求められる投資回収期間は、公募要領の式で別に計算します。減った時間で人件費が減らない場合(ほかの仕事に移るだけの場合)は、その分は効果になりません。残業や外注、採用の削減、増産による効果があれば、その分を足して考えてください。結果は目安で、投資の判断や補助金の採択を保証するものではありません。

結果

年間に減る作業時間 時間
年間の効果(人件費 − 運用費) 万円
実際の負担額(投資額 − 補助金) 万円
回収年数(補助金なし → あり)

この章のまとめ

  • 省力化の効果は、減る時間に人件費を掛け、運用費を引いて考える
  • 補助金で回収は早くなるが、採択は保証されず、省力化投資補助金は後払い
  • 人件費が減らない場合は、残業や外注の削減、増産で効果を考える

中小製造業の省力化でよくある3つの失敗

失敗1:装置を入れることが目的になる

「ロボットを入れたい」から始めると、効果の小さい作業に大きな投資をしてしまうことがあります。中部経済産業局の調査でも、何をさせたいかを十分に決めないままロボットを入れ、期待ほどの効果が出なかった例が紹介されています(兆しレポート)。その会社は、失敗を社内で振り返り、社員を育てたうえでロボットを入れ直して、効果を上げています。まず作業の時間を測り、どこを減らすと効くかを確かめてから、装置を選びます。

失敗2:補助金ありきで選ぶ

補助金の対象になる装置から選ぶと、自社の作業に合わない装置を入れてしまうことがあります。先に作業に合う装置を考え、そのあとで補助金の当てはまりを確かめる順番が大切です。

失敗3:入れたあとの運用と保全を考えていない

装置が止まったときに直せる人がいない、品種が増えて使えなくなった、という例は少なくありません。止まったときの戻し方、点検のしやすさ、品種が増えたときの使い方まで、入れる前に考えておきます(「設備の故障を減らす保全の進め方」)。

この章のまとめ

  • 装置ではなく、作業の時間を減らすことを目的にする
  • 先に作業に合う装置を考え、補助金はそのあとで確かめる
  • 止まったときや品種が増えたときの運用まで、入れる前に考える

アイツインの中小製造業の省力化の支援

アイツインは、搬送装置の機械設計と保全の経験をもとに、中小製造業の省力化を「作る前に試す」進め方で支援しています。

作業時間を測り、どこを省力化すべきかを数字にする

現場にうかがい、作業の流れと時間を測って、どの作業に時間と負担が集中しているかを数字で整理します。「どこから手をつければよいか分からない」という段階からご相談いただけます。

装置のイメージを、作る前に画面で確かめる

装置や仕組みのイメージを、現場をデジタル上で再現して確かめます。見積もりを頼む前に、置き場所や動き、人数の変化を確かめられるので、商社や施工業者への依頼もしやすくなります。

設計・強度計算と、止まりにくい装置づくり

装置をのせる架台の強度計算や図面の作成、保全の目線での止まりにくく直しやすい設計もお受けしています。本格的に進める場合も、3か月単位で成果を確かめながら続けるかどうかをご判断いただけます。

まとめ

本記事では、中小製造業の省力化について、必要な理由、5つの方法、作業から探せる事例、進め方、回収の目安、よくある失敗を解説しました。

省力化は、装置を買うことではなく、作業の時間と負担を減らすことです。自社の作業に近い事例でイメージをつかみ、見積もりと補助金を見比べ、補助金がなくても元が取れるかで判断する。中小製造業の省力化は、事例を探して、測って、比べて決めることで、失敗しにくくなります。まずは、上の事例ハブで、自社の作業に近い事例を探してみてください。

参考
・中小企業庁「2026年版 中小企業白書」
・中小企業省力化投資補助金「一般型 活用事例集」「カタログ注文型 活用事例集」(広報ツール)
・経済産業省「省力化投資促進プラン ―中小製造業―」(2025年6月)
・東北経済産業局「中小製造業における省力化事例集」(2025年6月)
・中部経済産業局「兆しレポート:省力化投資の効果を高める現場社員のリスキリングの兆し」(2025年4月)
・群馬県IoT・AI推進研究会「成果事例集」(2022年3月・IPA 地域DX推進ラボのサイトに掲載)
・独立行政法人中小企業基盤整備機構「省力化ナビ」
・独立行政法人中小企業基盤整備機構「補助金活用ナビ」補助金の活用事例
・中小企業省力化投資補助事業 製品カタログ(製品カテゴリ)
・一般社団法人日本ロボット工業会「ロボット活用ナビ」産業用ロボット事例紹介
・本記事の計算の数字は、説明のための例です。補助金の採択や投資の効果を保証するものではありません。

アイツインでは、中小製造業の省力化のご相談を受け付けています。どの作業から省力化すればよいか迷っている、装置のイメージを見積もりの前に確かめたい、といった段階からで大丈夫です。作業時間の測り方から、装置のイメージ、補助金を見据えた進め方までを一緒に整理します。お気軽にご相談ください。 サービスごとの料金は、「料金の目安」のページに載せています。